5年くらいこのノートPCを使っているのですが、バッテリーが劣化してしまい2時間程度でバッテリー切れを起こすようになってしまいました。。。(うろ覚えですが、公称値は15時間程度だった気がします)
バッテリー交換をしたので備忘録のために残しておきます。
今回は下記サイトを参考にさせていただきました。
HP Spectre x360 13-ac000モデルのバッテリーを自分で交換する方法
また、作業する際は自己責任でお願いします。
バックアップを取る
バッテリー交換をする前に作業ミスってPCが死んでしまってもいいようにデータのバックアップを残しておきます。
バックアップの取り方についてはこちらの記事を参考にしました。
ちなみにですが、今回外付けHDDにバックアップデータを保存したのですが、「DRIVER_VERIFIER_DMA_VIOLATION」エラーが起きてブルースクリーン連発しました。。。
原因は外付けHDDをTypeC⇔USBの変換経由で接続していたのですが、この変換がダメでした。直接PCと外付けHDDを接続したら問題なくバックアップできました。
バッテリー交換
今回作業するにあたって購入したもの
今回背面のネジを外すのにあたりT5トルクスが必要だったのですが、T5のトルクスが手元に無かったため下記ツールセットを購入しました。
ケースオープナーもついているため、この工具を購入しておけばバッテリ交換はできます。
また、今回購入したバッテリーはこちらです。
何となくリチウムイオンバッテリーは純正品の方が良いと思っているので純正品を購入しました。
参考文献の人は下記互換品のバッテリーを購入していたため、安価に済ませたい人はこちらを購入した方が良いです。
背面を開ける
今回私は実施しませんでしたが、バッテリーを外す前に実施した方が良い手順があるみたいです。「バッテリー交換後の初回起動」の項目を確認お願いします。
背面の開け方ですが、赤丸で囲んだT5のトルクス6本とオレンジ丸で囲んだ隠しネジ2本外せば背面を開けることが出来ます。
このゴム足ですが、両面テープで止まっているため、なかなか外しにくかったです。(下記図の丸まっているテープが両面テープです。)
このゴム足ですが、取り外す際に両面テープをはがしてしまったため、取り付ける際に新品の両面テープで取り付けました。
ネジをすべて外したらケースオープナーを使ってツメを外していきます。
ヒンジの所から外すと外しやすいとのことだったので、下記のように二本レバーを使いながらツメを外しました。(ツメが折れると面倒くさいためここは慎重にやったほうがいいと思います。)
外した蓋がこちらです。(ツメの場所など参考になれば幸いです。)
バッテリーを取り外す
こちらが背面カバーを外した写真です。
下記赤丸のネジ4本で固定されているため、外していきます。
(ねじがあるところに白矢印が記載されているため、すぐにわかると思います)
ネジを外したらコネクタ(赤丸)とアンテナ線(青丸)を外します。
(下記画像はねじを外す前です。)
下記図がバッテリを外した後です。
バッテリーが外れたらエアダスターなどで掃除して今までの逆手順で組み戻していきます。
バッテリーを付ける際にコネクタを入れるのが少し苦労しました。
新品のコネクタは配線がまっすぐとなっているため、このままでは入れることが出来ません。
最初についていたバッテリーのコネクタを真似てあらかじめ曲げることで入れることが出来ました。
また、こちらが外したバッテリーの比較となります。(下が今までついていたもの、上が新品)
ぱっと見ふくらみなど見当たらないため、見た目上は特に問題無いように見えました。
バッテリー交換後の初回起動
バッテリーを購入した際に初回ご使用時の手引きというものが入っていたので、それに従って起動しました。(こちらの紙を見ると外す前にも手順があったみたいですが、見る前にバッテリを外してしまったため実施していません。。。)
こちらの紙に書いてある通り、新しいバッテリ交換後長めの充電を行った後の起動しました。
バッテリーが新しくなったからなのか、清掃したからなのか不明ですが、今までファンがうるさかったのですが静かになりました。また、充電しなくても十分使用することが出来るようになりました。
古いバッテリの破棄
リチウムイオンバッテリーは取り扱いを誤ってしまうと発熱・発火する可能性があるため、一般ごみで捨てることが出来ません。
家電量販店などで引き取ってもらえるので、端子部分を絶縁したうえでお店に持ち込みましょう。
引き取ってくれるお店は下記リンクで調べることが出来ます。
https://www.jbrc.com/general/recycle_kensaku/まとめ
初めてノートPCを開けましたが、初心者でも1時間程度でバッテリ交換はできました。
背面の蓋を開ける際にツメを折らないように気を付ければ誰でもできる作業だと思います。
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