ブレーキパッド交換の記事【VTR250】ブレーキパッド交換の時にも書きましたが、10年前のバイクでピストンなどが錆びていたので、キャリパーのオーバーホールをしたいと思います。キャリパーを外すとブレーキフルードをすべて抜かなくちゃいけないので、ついでにマスターシリンダーのオーバーホールも行います。
キャリパーの取り外しについてはブレーキパッド交換の記事も参考にしてください。
また、整備は自己責任でお願いいたします。
リアキャリパーの取り外し
まず最初にキャリパーを外しやすくするために、ブレーキホースを固定している2か所のねじを外します。次にキャリパを取り付けボルト(下記赤丸で囲んだボルト)を二つ外します。
緑丸のボルトは緩めるだけで外さないでください。
→これを外しちゃうとブレーキパッドが落ちちゃうため。
外したらキャリパーを押してください。
押すことでピストンが戻ってキャリパーが外しやすくなります。
外したキャリパーがこちらです。
(この前に先ほど緩めた緑で囲んだボルトを外し、ブレーキパッドを外しています。)
続いてピストンを取り出します。
正しいやり方は先にブレーキフルードを抜いてからエアツールなどを使ってピストンを押し出すっぽいですが、コンプレッサーなどもっていないので別の方法で行きます。
やり方は簡単でこの状態でブレーキを踏みます。すると下記図のようにピストンが出てきます。
ピストンが外れるとブレーキフルードが漏れてきてしまうので、袋でくるんだ状態で実施してください。
上記状態からピストンが動かなくなったので、最後は手で引っ張って外しました。
最後にブレーキホースを取り外します。(下記赤丸のボルトを緩める)
エアツールなどを持っている人はピストンを外す前に外してもいいです。
これも外すとブレーキフルードが出てくるので、ビニール袋などにくるんで外してください。
ブレーキホースを外したらブレーキフルードが垂れてもいいようにホースをビニールでくるんでおきます。
リアマスタシリンダの取り外し
次にリアのマスターシリンダを取り外します。
まずは取り付けボルト2つを外します。(下記赤丸)
わかりにくいですが、次に割ピンを外します。(下図赤丸)
これがなかなか外しずらく大変苦戦しました。
(後でリアブレーキ踏めば、この位置がずれることに気が付いたので、早く気が付いていればもう少し楽に外せたと思います。
外した割ピン
割ピンが外れたら下図赤丸のピンを外すのですが、どう頑張ってもフレームに干渉して外れませんでした。
途方に暮れていたら、たまたまリアブレーキを踏んで動くことが判明
この状態でピンを取り外しました。
外したマスターシリンダーがこちらです。
次回はフロントのブレーキキャリパ、マスタシリンダの取り外しの記事を書きます。
2020/03/21追記
遅くなってしまいましたが、フロントブレーキキャリパ、マスタシリンダの取り外し記事を書きました。
【VTR250】ブレーキキャリパー・マスターシリンダ取り外し(フロントブレーキ編)
2020/03/21追記
遅くなってしまいましたが、フロントブレーキキャリパ、マスタシリンダの取り外し記事を書きました。
【VTR250】ブレーキキャリパー・マスターシリンダ取り外し(フロントブレーキ編)
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