HHKB Studioのキースイッチを交換する

2025/06/20

雑記 修理

 ポインティングスティックやマウスボタンが好みで普段HHKB Studioを買って使っています。ずっと使っている中で打鍵感が好みじゃない(ふにゃふにゃしている感じがする)というのがあり、今回キースイッチを交換しました。

私の好みですが学生時代からノートパソコンをメインで使っていたということもあり、ロープロファイルっぽい薄めの打鍵感が好きです。デフォルトのHHKB STUDIOの打鍵感がストロークが長く感じてしまい、自分には合いませんでした。(Amazonのレビューを見ると打鍵感がいいと言っている人が多いので、自分だけかもしれませんが)

HHKBの開発に携わった和田先生の言葉として下記のものがあります。

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。

いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

生涯使えるインターフェースとすべく、今回自分好みにカスタマイズしました。

同じような人がいた場合に何か参考になれば幸いです。


補足になりますが今回作業に使ったキーボードは上記のキーボードです。

キースイッチ交換時に用意したもの

ここでは今回の作業を行うにあたり購入したものを記載します。

キースイッチ

今回は遊舎工房さんに行ってキースイッチを購入しました。


遊舎工房さんではいろいろなキースイッチを試すことができるため、自分に合ったキースイッチを見つけることができます。

↓こんな感じでいろいろなキースイッチを試すことができます。
遊舎工房さんのキースイッチテスター

今回購入したキースイッチは下記です。

ロープロファイルが好みだったので、ロープロファイル風のこちらを選択しました。(商品リンクを貼る都合上、Amazonのリンクを貼ってますが、遊舎工房さんの通販サイトで買った方が安いです。)

引き抜き工具

今回はAmazonで安かった下記引き抜き工具を購入しました。

用意したものは以上です

キーキャップ、キースイッチの取り外し

ここからは具体的な作業を紹介します。まずはキースイッチを外していきます
下記図のように工具をひっかけて外します。
HHKB STUDIOのキートップ抜き
この際のコツは真上に引き上げることですかね?私の場合は特に苦労することなく外すことができました。

次にキースイッチを抜いていきます。キースイッチを外す際は工具が引っかかる溝があるため、その溝に工具をひっかけて外します。
少し硬かったですが、真上に引き上げることを意識して取り外しました。

先ほどの画像だとどのように溝にひっかけているかわかりにくいので、外した後に溝にひっかけた画像がこちらです

HHKB STUDIOのキースイッチの抜き


キースイッチを外した後がこちらです

キースイッチが外れたら、新しいキースイッチを入れます。この時の注意点は下記2つですかね?
①向きがあるので、向きに注意をしていれる
②まっすぐ入れる

①については見ればわかると思いますが、ピンが上になるようにつけます。(ただし、エンターは向きが異なるため、注意してください。詳細はその他の項目で記載します。)


まっすぐ入っていない状態で力を込めてしまうとピンが曲がってしまうので、ピンを曲げないようにまっすぐ入れていきます。(ピンを曲げてしまっても大丈夫なように予備で何個か買っておくことをお勧めします。)


作業自体は以上であとはほかのキーでも同様のことを繰り返していきます。
(作業上気になったところはその他の項目で記載していきます。)

その他

キートップをまとめて外す際は順番が分からなくなってしまう可能性があるので、下記のように外したあとのキートップを下記のように順番に並べてます



Shiftキーなどの横長なキーに対しては下記のように工具をひっかけて外しました。

エンターキーについてはあってるかわからないですが、下記のようにひっかけて外してます

ポインティングスティック周りのキーはポインティングスティックをうまくよけながら下記のように工具を入れてます


Enterキーについてはキースイッチが入る向きが異なってます。△マークがついているのでわかるかもしれないですが、横向きについてます。

交換前後の比較

今回はロープロファイルのキースイッチを購入したので、純正のキースイッチと比べると低くなってます。スイッチ同士で比較したものがこちらです。

キートップを付けた後の高さ比較がこちらです。画像の一番右だけ今回購入したキースイッチに交換してます。この画像を見てもわかる通り、ボタンの位置が低くなっていることが分かります。

最後に

今回キースイッチを交換して自分好みの打鍵感になりました。
キーボードなどユーザーインターフェースはPCが変わっても長く使うことができるので、自分好みのカスタマイズをすることが大事だと改めて実感しました。

自己紹介

はじめまして 社会人になってからバイクやプログラミングなどを始めました。 プログラミングや整備の記事を書いていますが、独学なので間違った情報が多いかもしれません。 間違っている情報や改善点がありましたらコメントしていただけると幸いです。

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