【FIT3/GK5】エアコン ガス補充

2025/06/29

FIT3 GK5 整備

 夏になってエアコンをつけるようになったのですが、若干エアコンの効きが悪いような気がしてます。10年程度前の車なのでガスが抜けていると考えエアコンのガスの補充作業を実施しました。

今回作業をするにあたり、下記記事を参考にしてます。

https://www.astro-p.co.jp/blog/13/?blog_type_id=4


用意したもの

エアコンガス、チャージホース

下記エアコンガスとチャージホースセットを購入しました。

お店でお願いすると4000円程度かかるということで、自分でやった方が若干お得です。

エアコンのガスについてですが、年式によっては別の種類のガスを充てんする場合があるため、ご自身の車に併せて購入をしてください。

大体の車はボンネットの裏のところに対応するエアコンガスの種類とエアコンのガスの量が記載されているので、確認の上購入をお願いします。

私の車の場合は下記のようなシールが貼られてました。

軍手などの作業手袋

エアコンガスの充てんする際にガス缶が冷えてしまうので、必ず手袋をつけて作業をお願いします。

ボンネットを開けてエアコンの低圧側に機材を取り付ける

最初の工程はボンネットを開けてエアコンの低圧側のホースに機材を取り付けます。低圧側のホースはすぐにわかると思いますが、下記のしるしをつけたホースです。Lと書いてあるのと高圧側(H)とホースの径が異なり工具が入らないため、間違えることはないと思います。
GK5 エアコンホースの低圧側

次に工具を取り付けます。工具を車両に取り付ける前にホースにガス缶を取り付けます。
この際に注意点としてはこのタイミングで針がガス管のパッキンを破らないように一番上にあげたうえで取り付けることです。

分かりにくいかもしれないですが、このねじを緩めて針を上にしたうえでガス缶を取り付けます。



ガス管を取り付けたらいよいよ車両にホースを取り付けます。今回購入した工具はクイックリリース機構?で取り付けられているため下記のように引きながらL側のホースと接続します。


車両のL側と接続した後がこちらです。
補充用エアコンガスと車両の接続

接続が終わったらガス缶を緩めてホースの内部に残っている空気を逃します。あまり長い時間缶を開けてしまうと、車両側のエアコンガスが抜けてしまうので少しだけで大丈夫です。

このタイミングではゲージはまだ高圧側に振られているので、正しく計測はできていません。

車両のエアコンをONにする

次に車両のエアコンをONにします。
その際に最大風量、最低温度、内気循環にして、窓を全開にしてください。理由としてはコンプレッサーを常時作動させたいからです。

ガス缶の蓋に穴をあけてエアコンのガスを注入

ここからの工程はアストロの記事の画像を参照しながら紹介していきます。
前準備が終わったらエアコンのガス缶に蓋に穴をあけてエアコンのガスの注入をします。

エアコンガスの補充をしよう!より引用

私が購入した機材は穴が開いたかわかりにくかったですが、とりあえず最後まで回しました。このままだとガスが車両側に行かないため、バルブを少し緩めます。緩めることでガス缶の中の気体が車両のほうに移動します。(ガス缶の圧力のほうが高いためです)
エアコンガスの補充をしよう!より引用

この時缶を振ったり手で温めたりするとガスが入りやすくなります。この時注意点は缶を逆さまにしないことです。理由としては液体上の冷媒が配管に入ることでトラブルの原因になる可能性があるためです。

入れ終わったら終了

ガスが入れ終わったら終了ですが、この判断はメーターを見て行います。ガス缶を入れた当初はガス管のほうが圧力が高いため、圧力計が上がります。

エアコンの圧力と車両側の圧力が一致してくるようになりゲージの値が下がっていきます。
ガス缶の圧力と車側の圧力が一致するとゲージの値も安定してくるので、そこで注入が完了となります。


入れる前の写真を撮り忘れましたが、入れる前も適正値真ん中くらいの40くらいでした。あんまり減ってなかったですかね?入れた後は45くらいになりました。一応適正範囲内なのでOKです。

以上で作業は終了です。作業後にエアコンをつけましたが、もともと適正値だったこともあり、少し冷えるようにはなったものの、そこまで劇的に冷えるまでは至らなかったです。

自己紹介

はじめまして 社会人になってからバイクやプログラミングなどを始めました。 プログラミングや整備の記事を書いていますが、独学なので間違った情報が多いかもしれません。 間違っている情報や改善点がありましたらコメントしていただけると幸いです。

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