前回パソコンを初期化してしまいすべての環境が消えてしまったので、もう一度pythonの環境を構築します。
(ディスプレイドライバーの更新に失敗して、Windows10が無限再起動した話)Anacondaを使った環境構築
AnacondaとはPython本体とライブラリが一体となっているディストリビューションです。numpyなどのライブラリが入っているだけでなく、Anacondaに入っているcondaというコマンドを使うことで、仮想環境を構築して違うバージョンのpythonを使ったりすることができます。
特に理由がない場合はAnacondaを使って環境構築することをお勧めします。
Anacondaのダウンロード・インストール
Anacondaのインストーラは下記のサイトにあります。
python2.7とpython3.**がありますが、python2は2020年4月にサポートが終了してしまうので、特に理由がない場合は3.**をダウンロードしてください。
インストーラのダウンロードが終了したら、インストーラを起動します。
後は基本ボタンをポチポチ押していくだけです。
Nextをクリック
I Agreeをクリック
Just Me(recommended)を選択し、Next
インストール先のフォルダを選択(私はデフォルトのままにしています。)し、Nextをクリック。
この次はデフォルトと変えています。Not recommendedとなっていますが、
"Add Anaconda to my PATH environment variable"にもチェックを入れ、Installを押します。
。
これは環境変数のパスを通してくれるものです。
これにチェックを入れることで、コマンドプロンプトなどでpythonを使うことができます。
インストールが完了したらNextをクリック。
Nextをクリック
私はチェックを外しましたが、Anacondaについて詳しく知りたい場合はチェックを入れてください。
これで終了です。
環境変数が正しく設定できているか確認。
コマンドプロンプトを起動して、pythonのパスが正しく設定できているか確認します。
(こちらは環境変数のパスを通すにチェックを入れた場合に行います。)
(こちらは環境変数のパスを通すにチェックを入れた場合に行います。)
確認の仕方はコマンドプロンプトを起動して"python"と入力します。
正しく設定できていれば上記のようにpythonのバージョンが表示され、対話モードでpythonが起動します。(対話モードの終了のさせ方はCtrl+zで終了できます。)
以上でpythonの環境構築は終わりです。
(補足)pythonでHello worldを書く。
初めてプログラミングをする人向けです。
Spyderを使った場合
Anacondaをインストールした際に一緒にSpyderという統合開発環境もインストールされています。それを使ってHello Worldを書きます。
下記場所にprint文を書きます。
画面上部にある再生ボタンみたいなものを押すとプログラムが実行されます。
赤枠の個所にHello Worldが表示されました。
メモ帳を使った場合
本当はテキストエディタで書きたかったのですが、まだこのパソコンに入ってなかったので、メモ帳で書きます。(こちらはインストールした際に環境変数のパスを通した人はできます。)
メモ帳を開いて下のようなprint文を書きます。
ファイル名は何でもいいのですが、"ファイル名.py"という風にしてください。
(今回の場合はhello_world.pyとします。)
また、ファイルの種類は"すべてのファイル"としてください
今回はこのファイルをデスクトップに保存します。
次にコマンドプロンプトを開きます。
コマンドプロンプトに"cd desktop"と入力します。
(デスクトップへ移動するという意味です。)
そして"python 作成したファイル名"を入力します。
(今回はpython hello_world.pyと入力します)
そしたらコマンドプロンプト上に"Hello World"と表示されます。
無事表示されることが確認できました。
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