(タンクを外すのが意外と面倒なので、エアクリフィルターとクーラント交換は同時にやった方が効率的です。)
タンクの付け外し、エアクリフィルター交換については前回の記事を参照してください
いつものことですが、作業は自己責任でお願いします。
また、間違いや改善がありましたらご教示お願いいたします。
水温が高くなるとサーモスタットが開き、水の経路が赤矢印の方になります。
この経路はラジエータの中をフルで通るため、水が冷やされるようになります。
これは温度が上がることで、水圧が高くなりサイフォンホースを通してリザーブタンクのところに冷却水が移動します。
逆に水温が下がることで水圧が低くなるので、リザーブタンクからメインの経路へ冷却水が戻っていきます。
この冷却水のやり取りを行う中でメインの経路にあるエアがリザーブタンク側に行くので、エア抜きができます。
なので、冷却水を交換したばかりの時は何度が走行するとエアーが抜けていき、リザーブタンクの冷却水が減っていきます。
このようなことがあるので、交換直後は定期的にリザーブタンクを見て、減っていたら冷却水の補充をしたほうがいいです。減らなくなったらエア抜きが完全に完了しています。
作業日:2019/08/25(エアクリ交換と同時に実施)
走行距離:16056 km
いつものことですが、作業は自己責任でお願いします。
また、間違いや改善がありましたらご教示お願いいたします。
目次[非表示]
古いクーラントを抜く
まず初めにラジエータキャップを外します。
ラジエーターキャップを外さなくてもクーラントは抜けると思いますが、開けた方が空気の逃げ道ができるため、早く抜けると思います。
次に下記赤丸のドレインボルトを外します。(確か10mm)
このボルトを外すとクーラント液が排出されるので、下にバケツを置いておきます。
クーラント液が勢いよく排出されるため、ボルトを外すときは注意してください。
ちなみにクーラント液は有害物質なので地面に垂れ流しにせず、必ずバケツか何かで受け止めて適切な処分をしてください。
処分の仕方ですが、ガソリンスタンドやオートバックスなどの自動車用品店で回収してくれます。お店によっては回収してくれないところもあるみたいなので、作業する前にお店に確認しておくといいかもしれないです。
古いクーラントがある程度抜けたら最初に外したラジエータキャップのところから水を入れます。
抜いただけだとどうしても古いクーラントが残ってしまうので、透明な水が排出されるまで水で流します。
但し、この方法だと中に水が残ってしまうので、クーラントが少し薄まってしまいます。
気になる方は古いクーラントが抜き終わった後に新しいクーラントで同様の作業を実施してください。(最初から新しいクーラントを入れて共洗いする方がいいかもしれませんが、交換前のクーラントが綺麗だと、完全に抜けきってるかわかりにくいと思います。)
他にも薄まることを想定して、濃いめのラジエータを入れてもいいかもしれないです。(自分で希釈するタイプのクーラントを購入した場合です。)
個人的にはたいして薄まらないと思っているので、水が残ったまま新しいクーラントを入れてます。
抜けきったらドレインボルトを締めてください。
(ドレインボルトの所にワッシャーがあるのですが、今回は再利用しました。
本来であれば新品に変えた方が良かったかもしれません。)
リザーブタンクのクーラントを抜く
意外と忘れがちですが、リザーブタンクのクーラントも抜きます。
正しい抜き方が分からなかったのですが、リザーブタンクの下にあるホースを抜いて古いクーラントを抜きました。
(写真が分かりにくいですが、リザーブタンクは車体右側にあります)
リザーブタンクも先ほどと同様に水を入れて洗浄します。
終わったら先ほど取り外したホースを取り付けて終了です。
新しいクーラントを入れる
本当は漏斗などがあれば使った方がいいのですが、手元に無かったので一度ペットボトルにクーラントを移してから入れてます。
ちなみに今回使ったラジエータはこちらです。希釈せずにそのまま入れるだけなので便利です。
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エア抜きをする。
クーラントが一杯になったから終了...というわけではないのです。下記図を見るとクーラント液が満タンに入っているように見えますが実は違います。冷却経路の途中に空気が入っており、実際は満タンではないです。
試しに下記ホースをにぎにぎしてみてください。ラジエーターキャップを外したところから空気(気泡)が出てきます。
さっきまで口いっぱいに入っていたのが、一気に無くなりました。
クーラント液満タンに入れる→ホースをにぎにぎしてエア抜きをする
をエアが出なくなるまで繰り返します。
次にリザーブタンクにクーラント液を入れて終了です。
冷却水のリザーブタンクはレベルゲージがあるので、気を付けてください。
レベルゲージの見方は下図を参照してください。
上限と下限の間に入ってます。今回はこれで終了です。
エア抜きについての補足
今回はをホースをにぎにぎしてエア抜きを実施しましたが、本当に正しくやるのであれば、タンクを取り付けてエンジンをかけてエア抜きをした方がいいです。(タンクを何度も付け外しをするのが面倒で横着をしています。。。)
エンジンをかけてエア抜きをした方がいい理由は下記の2つです。
- 冷却水の経路にはサーもスタットと呼ばれる水温によってクーラントの経路を変える弁がありますが、この方法では水温が高いときに通る経路のエア抜きができないから
- エンジンをかけることでウォーターポンプが動作し、水が循環するため全経路に対してエア抜きができる。
サーモスタットの動きについては補足に追記したので、気になる方は参考にしてください。
一応完全にエア抜きできていなくても、普通に運転しているだけでリザーブタンクからエアが抜けます(エアが抜けた分、リザーバータンクのクーラントの液量が減ります)。クーラント交換後きちんとエア抜きが出来てない可能性があるため、リザーブタンクを定期的に確認し、クーラントが減ったら追加していってください。
(補足)冷却液の経路
サーモスタットによる冷却経路の切ただ、
VTRの整備書を手に入れたので、冷却液の経路を紹介します。冷却水の経路
水温が低いときはサーもスタットが閉じており、水の流れは上図の緑色の矢印の方になります。この経路はラジエータを通る経路が短いため、水があまり冷やされません。
水温が高くなるとサーモスタットが開き、水の経路が赤矢印の方になります。
この経路はラジエータの中をフルで通るため、水が冷やされるようになります。
サーモスタットの動作については下記の動画を参考にしてください。
(2021/06/06 動画が間違っていたため差し替えました。)
リザーブタンクの動作
リザーブタンクは水圧によってメインの経路とクーラントのやり取りをしています。
下記の動画が冷却水の動きがわかりやすいと思います。(下記動画は車ですが、バイクでも同じです。)
動画では温度が高くなるとリザーブタンクの液面が上がってきていると思います。下記の動画が冷却水の動きがわかりやすいと思います。(下記動画は車ですが、バイクでも同じです。)
これは温度が上がることで、水圧が高くなりサイフォンホースを通してリザーブタンクのところに冷却水が移動します。
逆に水温が下がることで水圧が低くなるので、リザーブタンクからメインの経路へ冷却水が戻っていきます。
この冷却水のやり取りを行う中でメインの経路にあるエアがリザーブタンク側に行くので、エア抜きができます。
なので、冷却水を交換したばかりの時は何度が走行するとエアーが抜けていき、リザーブタンクの冷却水が減っていきます。
このようなことがあるので、交換直後は定期的にリザーブタンクを見て、減っていたら冷却水の補充をしたほうがいいです。減らなくなったらエア抜きが完全に完了しています。
作業日:2019/08/25(エアクリ交換と同時に実施)
走行距離:16056 km
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