ヘルメット(GT-Air II)に中古で買ったB+COMのSB6Xを取り付ける

2024/08/12

バイク 整備

 自分が普段使っているヘルメットがあまり合わず、バイク屋さんでヘルメットを探していたところ型落ちしていたGT-Air Ⅱのヘルメットが安く売られていたので購入しました。

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また、それに併せて先輩にツーリングを誘われたこともあり、B+COM SB6Xを中古で購入したので取り付け時の作業を備忘録として残しておきます。

(古いヘルメットかつ古いB+COMなので需要は無いかもですが)

今回は下記Youtubeを参考に作業をしました。

こちらの動画は新品のB+COMを買って取り付ける場合の動画だと思うので、B+COMを買った場合に買わなくてはいけないものを補足しながら作業の紹介をしていきます。

用意したもの

今回B+COMとヘルメット以外で用意したものはこちらです。
在庫有 サインハウス ビーコム B+COM SB6XR SB6X ONE ショウエイ用 オプション品 SHOEI ヘルメットアタッチメント 正規品 00081800
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これはB+COM本体を取り付ける土台の変換?みたいな役割をします。

[サインハウス] B+COM スピーカースポンジセット φ40スピーカー用 For Neo./SB6X/ONE 00081694
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こちらはスピーカを取り付けるための土台です。

SYGN HOUSE(サインハウス) _B+COM ワイヤーマイクスポンジ 2個入_B+COM全製品対応_00081710
by カエレバ
こちらはマイクを取り付けるための土台になります。
今回は以上3点を用意したうえで作業をしました。

作業

前置きが長くなりましたが、ここから作業を開始します。動画も見ながら作業を実施していただけると分かりやすいと思います。

左側のチークパットと左右のイヤーパットの取り外し

最初に左側のチークパットを取り外します。外し方ですが、下記赤丸で印をつけた3か所で止まっているので手前に引き上げます。(※こちらの画像はチークパットを外した後です。)


3か所の固定を外したら下記のようにチークパットを手前に引くことでチークパットを外すことが出来ます。


次にイヤーパットを外します。イヤーパットは下記赤丸のものです。簡単なツメみたいなもので引っかかってましたが、問題なく外せるはずです。

外れるとこのような見た目になります。イヤーパットについては右側も同様に外して作業を行いました。作業としては同じなので割愛します。ちなみにイヤーパットは赤丸で書いたくぼみ?にささるような形で固定されています。


インターコムカバーの取り外し

次にインターコムベースカバーを外します。これがなかなか外しにくかったです。。。
一応手順は画像に書いた通りです。私の場合は工具などは使わずに素手で外れましたが、他の動画を見ていると内装はがしを使ってこじって外している動画もあったため、念のため③の手順を書いておきました。

外れた後がこちらです。

こちらの作業について、動画で見たい方はSHOEIの公式動画があるので、そちらも参照お願いします。


スピーカー固定用の面ファスナーの取り付け

次に左右のイヤースペースにスピーカー固定用の面ファスナーを取り付けます。イヤーパットを外した後にできた窪みに両面テープが付いているマジックテープ?を下記のように取り付けます。(念のため取り付け前に脱脂をしておくことをお勧めします。)

動画で出てきた面ファスナーは片面にだけ両面テープが付いてましたが、私が購入したものは両面に両面テープが付いてました。この後固定用調整パットをマジックテープでくっつけるため、この両面テープは剥がさずにそのままにしておきました。

この上に下記固定用調整パットをくっつけます。(動画では個人差があるとの事で、人によって枚数の調整を行ってくださいとのことでした。)

反対側も同じ作業を実施し、面ファスナーの取り付け作業は終了です。

スピーカーの取り付け

次にスピーカーを取り付けます。中古で買ったB+COMのスーピーカにはスポンジが付いてましたが、今回購入したスポンジセットにスポンジが付いていたので、交換しました。

スポンジの交換が終わったら、スピーカをヘルメットに取り付けます。スピーカは左右でケーブルの長さが異なり、ケーブルが長い方を右側に取り付けてください。(B+COM本体が左側に取り付けるため)

スピーカを取り付ける際ですが、少しあご紐側(赤矢印のチンストラップ側)にずらして取り付けるといいみたいです。


写真は割愛しますが反対側も同様に取り付けます。
左右のスピーカーの取り付けが終わったら次に配線を整えます。ヘルメットの後ろ側に余分な配線をしまい込むように取り回します。

やり方としてはセンターパッドの後頭部側のホックを2か所外してスピーカーケーブルを通してホックを元に戻します。(分かりにくい表現で申し訳ないです。)


マイクの取り付け

続いてマイクを取り付けていきます。チンガード(あご側)の中央~左側に口の高さに合わせてマイクスポンジを貼り付けます。(貼り付け前に脱脂を行ってください。)

元の作業動画だと取り付けの位置がよく見えなかったですが、動画だとこの辺だと思うのとおおよそ口付近の場所になっているので、下記赤丸のところに取り付けました。下に取り付けてしまうと下からの巻き込み風を拾ってしまうという事で、気持ち上側に取り付けました。(参考:SB6Xのクイックマニュアル ヘルメット取付説明)


次にワイヤーマイクをスポンジに入れます。ワイヤーマイクは表裏があるので、向きを間違えないようにして入れてください。

自分が撮った写真だと表と裏が分かりにくかったので公式Youtubeから画像を持ってきました。下記画像のように穴が開いている側が表側でこの表側が口の方に来るようにスポンジの中にマイクを入れます。



以上でワイヤーマイクの取り付けは完了です。

ヘルメットアタッチメントの取り付け

次にヘルメットアタッチメントの取り付けを行います。アタッチメントの表面を付属のアルコールシートで脱脂します。脱脂した後下記図左側のように両面テープを取り付けます。


次にアタッチメントの赤い側の両面テープをはがしてベースプレート(上図の右側)を取り付けます。ベースプレートを取り付ける前にアルコールシートで脱脂するのを忘れないようにお願いします。

取り付けた後がこちらです。写真だと分かりにくいですが赤線の部分でベースプレートとアタッチメントの形が合うところがあるので、そこに合わせて貼り付けを行います。

それが終わったら、アタッチメントの裏面(上図に映っている両面テープ)についている両面テープをはがしてヘルメットに取り付けます。(最初についていたインターコムカバーみたいにツメで止めているわけではなさそうで、両面テープだけで固定してそうな構造です。)

取り付けた後がこちらです。この状態で完全に接着硬化するように24時間待ちます。

以上でヘルメットアタッチメントを取り付ける作業は完了です。

内装の組付けとB+COM本体の取り付け

最後に外した内装の取り付けとB+COM本体の取り付けを行って作業は終了です。
内装の取り付ける前にスピーカーとマイクの配線を整えてケーブルホルダーに収納します。

写真だと分かりにくいですが、ここに余分なケーブルを格納します。


次にチークパッドを戻します。チークパッドの入れ方ですが少しコツがいります。
やり方の詳細はSHOEIの公式動画がありますので、動画で見たい方はこちらも参照お願いします。


ヘルメット本体の後頭部側に赤丸で囲んだ白い突起があるのですが、それをチークパッドの切りかけ(オレンジ丸)に入れてスライドさせます。

そのあと前方に向けて黒いプレートをヘルメットに差し込んでいきます。
上手く作業が出来ているとヘルメットの前方にある白い突起と黒いプレートの切りかけの場所があい、スムーズにプレートをヘルメットにさすことが出来ます。
(下記の図はずれてしまったNG例です。)

取り付け後はあご紐がチークパッドの切りかけに入っているか確認します。

問題が無ければあご紐の根元にある突起物にチークパッドのエッジを差し込みます。
(写真が上手く取れなかったので公式動画から画像は持ってきてます。)

上記突起物に下記エッジを入れるイメージです。

この作業はやらなくても問題ない気がしますが、この作業をやっておくことで、チークパッドがずれにくくなります。

最後に3か所のホックを取り付けて、チークパッドの取り付けも終了です。終了後の画像がこちらになります。

最後にB+COM本体を取り付けて作業としては終了です。

まとめ

今回はGT-Air IIにB+COMのSB6Xを取り付け実施しました。
ヘルメットもB+COMも両方古い型なので、需要は無いかもしれませんが念のため備忘録として残しておきます。

自己紹介

はじめまして 社会人になってからバイクやプログラミングなどを始めました。 プログラミングや整備の記事を書いていますが、独学なので間違った情報が多いかもしれません。 間違っている情報や改善点がありましたらコメントしていただけると幸いです。

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