放置していた折り畳み自転車があったのですが、空気を入れてみたところ空気が入らなかったのでパンクを疑ってチューブ交換しました。作業を備忘録として残しておきます。
(ちなみに自転車整備は初心者なので、雰囲気でやってます)
前準備
私が作業をする自転車は変速機が付いている自転車です。変速機が付いている自転車の場合はギアを一番大きいギア(スプロケットが一番小さいところ)にしておいてください。
理由としてはこの後チェーンを外す際に小さいところにチェーンがあるほうがチェーンを外しやすくなるからです。
後ろのタイヤを外す
前準備が終わったらいよいよ作業です。最初にサイドスタンドや荷台などを固定しているボルトを外します。赤丸のところは車の整備でも一般的な10mmのソケットだったのですが、緑のボルトが15mmでした。。。私が15mmの工具を持ってなかったため工具を購入するところから開始です。
自転車によってソケットのサイズが違う可能性があるため、購入する際は注意してください。
サイドスタンドを外した後がこちらです。
念のためですが、ブレーキワイヤーを取り外すとブレーキが利かなくなります。
ブレーキのワイヤーを付け忘れないように注意して下さい。
本題に戻りますが、ブレーキワイヤーはステーを固定している赤いボルト2本とワイヤー調節用の緑のボルトで止まってます。この3つのボルトを外します。
ワイヤーを外した後がこちらです。
外す際に下記赤丸のワイヤーの長さを測っておくか、ボルトのところに目印をつけておくことをお勧めします。理由としては取り付け時にワイヤーの調整をするのですが、取り外す前のワイヤーの長さが分かった方が調整しやすいからです。
ホイールを取り外す前にチェーンの取り回しが分かるように写真を撮っておくことをお勧めします。一応私の自転車の場合は下記赤線のような取り回しでチェーンが入ってました。
チェーンの取り回しを記録したら切り欠きから抜ける方向にホイールを引っ張ると外すことが出来ます。
チューブを取り外す
ホイールを取り外せたら次にチューブを取り外していきます。
チューブを取り外す前にムシを取り外します。(下記赤丸)
車やバイクのムシ構造が異なり、工具が無くても外せます。外したムシがこちらです。
外した後のホイールがこちらです。。
写真を見ていただけると分かりますが、ムシがボロボロです。。。恐らくチューブが駄目になっていたわけではなくムシが駄目になって空気が漏れていたのかもしれません。ただ、チューブを買ってしまったので、このまま作業は続けていきます。
次にホイールからタイヤを外していきます。下記画像のようにマイナスドライバーを使ってタイヤを引き上げていきます。バイクや車と違ってタイヤレバーを使わなくても作業が出来るのがいいですね。
続いて新しく買ったチューブを取り付けていきます。最初にムシを取り付けました。
自転車 チューブ 20×1.75 61670
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次にタイヤをかぶせてタイヤをはめ込んでいきます。
後は逆の手順で取り付けて、空気を入れたら以上で作業は終了です。
組み付け時の確認事項
組み付け時は下記の2点確認してください。また、組み付け後は必ずおかしなところが無いか試走をしてください。
- チェーンの取り回しが間違ってないか(写真の通りか)
- ブレーキワイヤーの取り付けはしたか
(追記)変速機の調整
試走をしていたらギアチェンジが出来ないギアがありました。
経年劣化でワイヤーが伸びたのか、今回の作業で調整が必要になったのか不明ですが、調整していきます。
ケーブルの調整は下記赤丸の部分でできます。工具も不要で手で回すだけでできます。
経年劣化の場合はワイヤーが伸びていることが多いので、調整ねじを反時計回りに回していく方が調整がうまくいきやすいです。回す量は一度に1/4くらいで乗って様子を見ながら調整していくのがいいと思います。
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