【Windows10】Raspberry Pi にリモートで接続する方法

2022/03/27

ラズパイ 設定

学生時代にRaspberry Pi Zero Wを購入したものの、OSを入れただけだったので、設定の続きとしてWin10からラズパイにリモート接続できるようにしたので、備忘録として残しておきます。

ちなみにラズパイのOSはRaspbianです。

ラズパイ側の設定

参考にした記事ではxrdpをインストールするだけでリモート接続が可能みたいだったので、とりあえずこれをインストールします。
sudo apt-get install xrdp
でインストールできます。(下記図参照)
途中で確認が出てきますので、yを入力して続行します。
一応xrdpはインストール出来たのですが、これだけだはリモート接続できませんでした。

さらに調べてみるとVNCサーバーソフトウェアのインストールも必要らしくtightvncserverもインストールしました。
インストールは先ほどと同様にsudo apt-getで出来ます。(下記図参照)
こちらも途中で確認が出てきますので、yを入力して続行します。

最後にリモート接続する際に必要となるラズパイのIPアドレスを調べます。
IPアドレスは「ip a」で調べることが出来ます。(下記図参照)
下記図の赤枠の部分に書いてあるIPアドレスを後ほど使用します。

一応これでラズパイ側の準備は終了です。

(追記)IPアドレスの調べ方

上記の方法でもIPアドレスを調べることが出来ますが、画面右上の電波マークにマウスオンするだけで、見ることが出来るみたいです。(下記図参照)

個人的にはこっちのほうが楽な気がしますね。

Win10側の設定

win10に標準で入っているリモートデスクトップを使用します。
メニューから「リモート」と調べると出てくると思います。

下記図のコンピュータの所に先ほど調べたラズパイのIPアドレスを入力することでラズパイにリモート接続が出来ます。
この時、上図赤枠で示したオプションの表示からラズパイのユーザー名を入力しておくとリモート接続した際に自動的にユーザー名を入力してくれるので楽です。


リモート接続をすると下記のような画面が出てきます。
(オプションでユーザー名を入力している場合はusernameが自動的に入力されています。)
ここにusernameとパスワードを入力すれば終了です。

使った感想

気になった点が3つあります。
  1. ラズパイ側とwin10側が独立に動作している感じ
  2. 直接ラズパイを操作するより動作が遅い?
  3. カーソルが×となっている

1つ目についてですが、例えばラズパイ側でブラウザを開いても、win10側ではそれが見えないという状態で、ラズパイ本体とリモート接続で独立して動いているという印象があります。

個人的にはラズパイ側の動作とwin10側の動作が一致して欲しいです...
(理由はわからないので、今後勉強していきます。)

2つ目についてですが、直接操作するより少しラグがあるように感じます。
リモート接続なので仕方がないことだとは思いますが...

3つめについては、カーソルがなぜか×になっています。
少し気になりますが、動くのでとりあえずこのままでいきます。
(2021/10/30追記 別のラズパイで今回と同じセットアップしたところ、カーソルが×じゃなかったので、修正されたかもしれません。)

(追記)VNCの設定方法

VNC接続をすることでラズパイの動作とリモートデスクトップの操作が一致するようになりました。

通常はVNC接続するにはラズパイの設定からVNCを有効にする必要があるのですが、初期設定では有効にすることが出来ませんでした。

同様の症状が出ている人がいたみたいで、下記記事を参考にVNC接続を出来るようにしました。
(参考リンク:RasbianのVNCを有効にできない

後はWin10側でVNC Viewerを入れてそれでラズパイに接続します。

初めてVNCで接続してみましたが、ファイル転送とかするのでしたらリモートデスクトップの方がやりやすい気がしました。

まとめ

今回は同一ネットワーク内にいるラズパイにリモート接続をできるようにしました。
次回は外出先とかでもリモートアクセスできるように設定していきたいと思います。

自己紹介

はじめまして 社会人になってからバイクやプログラミングなどを始めました。 プログラミングや整備の記事を書いていますが、独学なので間違った情報が多いかもしれません。 間違っている情報や改善点がありましたらコメントしていただけると幸いです。

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