車はGE8フィットです。
整備は自己責任でお願いいたします。
オイル交換のために準備したもの
今回準備したものは下記の通りです。(一部写ってないものがありますが、写真の撮り忘れです。。。)
・エンジンオイル 0w-20
今回は下記エンジンオイルを使用しました。
特にこだわりが無い方はホームセンターなどで購入した方が安価に済ませることができます。
車種によってエンジンオイルの粘度が異なるため、下記サイトでご自身の車にあった粘度のエンジンオイルを購入してください。
・パーツクリーナ
私が購入したものと違いますが、参考でリンクを置いておきます。
ホームセンターとかで購入した方が安い場合があります。
・ドレンパッキン
私はホームセンターで購入しましたが、何度かやるなら下記ドレインパッキンが安いと思います。下記リンクはホンダ車ようなので、他のメーカの車で作業する場合は別のドレインパッキンを購入してください。
・オイル処理箱
私はホームセンターで購入しましたが、参考でリンクを置いておきます。
・オイルフィルター
私はアストロプロダクツで購入しました。
適合表を見ながらご自身の車に合うオイルフィルターを購入してください。
・工具(17mmの工具、オイルフィルターレンチとラチェット)
私のFIT(GE8)の場合はW65というサイズで、下記フィルターレンチを購入してます。
他の車種の場合は下記サイトでご自身の車に合うフィルターレンチ探してください。
PIAA(ピア) フィルターレンチ W65
posted with カエレバ
・オイルジョッキ
私の場合はバイク用で1Lのオイルジョッキを買いましたが、車で使うなら4Lサイズのものの方がいいです。
・リジットラックとフロアジャッキ
正直無くても作業ができますが、あった方が楽です。
今回はタイヤ交換を実施するついでにオイル交換を実施したので、ジャッキアップして作業をしました。
・適当なウエス
私は下記ウエスを使ってますが、捨てる予定の古着などで大丈夫です。
エンジンオイルを抜く前に
エンジンオイルを抜く前にある程度走行してエンジンオイルを温めておきます。
エンジンオイルは冷めていると粘度があり、温かいとシャバシャバになるので、温めることでオイルが抜けやすくなります。
温め終わったらオイルの現状を確認します。
レベルゲージの見方がわからない方はこちらのサイトも参考にしてください。
前回交換してから6000 km程度走行してます。色としては妥当な汚れ具合かなと思います。
量についても前回入れた時に最大よりちょっと下までしか入れてないので、特に減ってる様子はありません。
レベルゲージを戻したら、オイルキャップを外します。
オイルキャップは外さなくても問題ないですが、外したほうが空気の通り道ができるので、早く抜けるといわれています。
ジャッキアップをしてエンジンオイルを抜く
次にジャッキアップをします。
ジャッキアップのやり方については下記記事を参考にしてください
正直ジャッキアップをしなくても作業ができますが、ジャッキアップした方が作業がしやすいです。(普段はジャッキアップせずに作業しますが、タイヤ交換のついでに実施しているためジャッキアップしてます。)
こちらが車体下から見た図です。
下記図赤丸がオイルフィルターで、緑丸のところにドレンボルトがあります。
ドレンボルトを外すことでオイルを抜くことができます。
オイルを抜く前にドレンボルトの下にオイル処理箱を置いておきます。
ドレンボルトを抜くと勢いよくエンジンオイルが抜けるので、ドレンボルトの真下ではなく、少し離したところに設置した方がいいです。(下記図は設置前です。)
下記図赤枠がドレンボルトです。
近くに"ENGINE OIL"という文字があるので、間違えることはないと思います。
ドレンボルトは17mmの工具で外せます。
最初緩めるときは工具を使いますが、緩んだら手で外していきます。
抜くときのイメージとしては手で緩めていくと途中オイルが滲んでくるようになります。そしたらゆっくりドレインボルトを緩めていき、抜けそうなタイミングで一気にボルトを緩めて外す感じですかね?一気に抜くことで手にオイルが付きにくいです。
こちらが抜いている最中です。
こちらがドレンボルトです。後程パーツクリーナで掃除します。
また、今回オイルを抜いた時にオイルパン側にドレインパッキンが付きっぱなしになってました。(下記赤丸の銀色の部分)
古いドレインパッキンは忘れずにとってください。
オイルフィルターを取り外す
続いてフィルターレンチを使って、オイルフィルターを取り外します。
オイルフィルタを外す時もエンジンオイルが出てくるので、オイル処理箱を設置してください。
こちらが外した直後です。
こぼれたオイルをパーツクリーナーで掃除していきます。
パーツクリーナーは直接吹きかけるのではなく、ウエスにつけてオイルを拭きます。
(直接かけると中に入り込んでしまいそうなので)
ちなみにオイルフィルターとフィルターレンチがくっついて外れなくなった場合は叩くなどの衝撃を与えると外すことができます。
私は下記赤丸箇所を地面に軽くたたいて外しました。
フィルター・ドレンボルトを取り付け、オイルを入れる。
オイルフィルターを取り付ける前にOリング(ゴムの部分)に新品のエンジンオイルを塗ります。手にエンジンオイルをつけて塗る感じです。
Oリングにオイルを塗ったらオイルフィルターを取り付けます。
最初は手で入れて、Oリングが接触してから工具を使って締めます。
工具を使って締めるときは思いっきり締めるのではなく、3/4回転となっています。(下記赤線)
続いてドレンボルトを取り付けます。パッキンを取り付けるのを忘れないように注意してください。
補足になりますが、ワッシャーには裏表があります。
所説ありますが、裏側をオイルパン側にする方が多いみたいです。
詳細は下記リンク先を参照お願いします。
メーカーごとのドレインワッシャーの裏表については下記サイトを参照お願いします。
オイルフィルターとドレインボルトの取り付け終わったらエンジンオイルを入れます。
オイルの量についてですが、私の車の場合は下記表のようになってます。
他の車種は下記適合表から調べることができます。
今回はオイルフィルターを交換しているため3.6 ℓ入れます。まずはオイル缶の半分くらい入れて様子見ながら継ぎ足していきます。
様子を見ながらmaxから3/4くらいのところまでオイルを入れました。
(肉眼だと分かるのですが、写真だとオイルがきれいなせいでどこまで入っているか全然わかりません。)
これでおしまいではなく、3分程度エンジンをかけてもう一度レベルゲージを確認してください。多分オイル量が減っていると思います。
減った理由はただ入れただけだとオイルフィルターまでオイルが行き届いてないからです。エンジンをかけることでオイルフィルタのところにエンジンオイルが入るようになり少し減ったように見えます。
減った分を追加して終了です。これも写真だとわからないのですが、追加してmaxから3/4のところまで入れてます。
ちなみにレベルゲージのminからmaxまでの量についてですが、おおよそ1ℓと教えていただいたことがあります。
(補足)FIT2 推奨エンジンオイル
FIT2のオーナーズマニュアルを確認すると推奨エンジンオイルについて下記のような記載があります。
(FIT2オーナーズマニュアルより引用)
オーナーズマニュアルによると社外オイルを使う場合はAPI規格のSM級以上かもしくはAPIのマークが入ったエンジンオイルを使用する必要があるみたいです。
私が使用したTAKUMIのエンジンオイルはGF-6というグレードなのです。これはAPI規格とは別の規格なので、API規格との対応表を以下に示します。(下記表は下に行くほど新しい規格なので、性能が優れています。)
こちらより引用 |
こちらの表を見るとGF-6はAPI規格でいうとSP級相当なので、SM級以上のグレードのエンジンオイルなので問題無いです。
また、今回私は社外のエンジンオイルを使用しましたが、純正のエンジンオイルを使用したい方は下記表を参照してください。
(補足)エンジンオイル交換の頻度について
Hondaのホームページにエンジンオイルの交換頻度についての記述があります。
私の車は走行距離が8万km程度で、走行距離が多い分類に入ると思うためシビアコンディションの5000 km~7500 kmを目安にオイル交換を実施しています。
シビアコンディションに該当しない車でしたら10000km毎の交換で問題ないと思います。
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