ステアリングを左に全開に切った際にタンクとスイッチボックスの間が指1本分ですが、右に全開に切った際はスイッチボックスとタンクの間が指2本分となります。(もしかしたらスイッチボックスの高さが左右で違うかもしれないですが。。。)
今更ですがステアリングを交換したので、備忘録として残しておきます。
記事として長くなりそうなので、今回はステアリングの取り外しとついでに行ったワイヤー類の注油までです。
毎度のことですが、作業をする際は自己責任でお願いします。
目次[非表示]
購入したもの
ステアリング
今回はEFFEXのEZフィットバーを購入しました。ケーブル交換や穴あけ加工が不要という事だったので、こちらを選定してます。
エフェックス(EFFEX) VTR250/LD 専用ハンドル イージーフィットバー シルバー アルミ φ22.2mm EBF165S
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エフェックス(EFFEX)
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バーエンド
EZフィットバーは純正のバーエンドが使えないと記載があったため、今回は専用のバーエンドを購入しました。(なかなかいい商売してるなと思いました)
エフェックス(EFFEX) ハンドルバーウェイト ビッグ バーエンド アルミハンドル用(内径φ14mm対応) ガンメタ 2個セット EBB301M
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グリップ
今回はデイトナのPROGRIPを購入しました。
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φ22.2用で長さは122mmのものであれば他のものでも大丈夫だと思います。
サイトによっては120 mmと記載しているページもありましたが、実測したら122 mm程度でした。(2mmの違いなのであまり気にならないかもしれないですが。。。)
グリップボンド
グリップを固定する用のボンドを購入しました。今回購入したのが耐震ゲルタイプだったため、耐震ゲルタイプ用のグリップボンドを購入してます。
デイトナ(Daytona) バイク用 グリップボンド プログリップ 耐振ゲルタイプ専用 12g 93129
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以上です。
ステアリングの取り外す前に付属品取り外し
グリップの取り外し
整備書には最初にスイッチコネクタを外してましたが、私はグリップから取り外しました。整備書で最初にスイッチコネクタを外すように指示がされている理由は恐らくグリップを外す際にスイッチボックスを傷つけないようにという意味だと思ってます。
ただ、スイッチボックスを先に外してしまうとグリップが外しずらくなると考え今回はグリップから先に外しました。(特にアクセル側)
グリップの外し方ですが、グリップは接着剤で固定されているため、マイナスドライバーを突っ込んで接着剤をはがしながら取り外しました。(グリップは再利用しないため、カッターで切って取った方が早く取り外せます。)
一応スイッチボックス側からもマイナスドライバを突っ込んで接着剤をはがしてます。
アクセル側、クラッチ側両方外すことが出来たらおしまいです。(上がアクセル側のグリップの取り外し後の画像で、下がクラッチレバー側のグリップの取り外し後の画像です。)
ミラー/スイッチボックスの取り外し
最初に左右のミラーを取り外します
ミラーはダブルナットになっていますが、今回は下側のナットを緩めて取り外します。
(位置の調整をする場合は上側も緩めた方がいいですが、今回は不要と判断して下側を緩めて土台事外してます。)
次にスイッチボックスを取り外していきます。
スイッチボックスの裏にボルトが二本有るので取り外します。
ちなみにこのボルトですが、二本で長さが違うので取り外し後の管理は注意してください。
次にスイッチボックスの正面についているボルトを二本外します。
これでクラッチ側のスイッチボックスを取り外すことが出来ました。
補足になりますが、整備書ではクラッチスイッチコネクタを外すように指示が書いてあります。正直今回の作業ではついていても問題ないと思いましたが、念のため外しておきます。
作業がすべて終わった後にクラッチスイッチコネクタを外した状態でエンジン始動しましたが、普通にかかりました。。。このスイッチの役割が何か調査中です。。。
アクセル側も同様の手順でスイッチボックスを外していくのですがアクセル側はスロットルパイプを外さないといけません。
スロットルパイプを外すためにはアクセルワイヤを外す必要があります。
車体右側のエンジン付近にワイヤーの調整用のアジャスタナットがあります。
ロックナットを緩めたうえでアジャスタナットを締めこんでいくことで、アジャスタナットが左側に移動し遊びが大きくなります。
私はこの後ワイヤーに注油をするためアクセルワイヤを完全に緩めてワイヤーをタイコから外しました。(引き側、戻り側ともに)
ステアリングの取り外し
付属品をすべて取り外せたので、ここからステアリングの取り外しをしていきます。
付属品が外れたら後は簡単でトップブリッジを外せば取り外せます。
本当はボルトキャップが付いているみたいですが、おそらく前オーナが無くしてしまったのか私のバイクにはついてませんでした。。。
ついている人はボルトキャップを外せば上記の図のよな状態になるため、4本ボルトを外してトップブリッジを取ります。
後はステアリングを上に持ち上げて、ステアリングを外します。
注意点としては外す際は両手で左右をもって真上に上げた方がいいです。
私は横着して片手でやってしまったのですが、ステアリングが固着しており勢いよく外れてしまった際に若干タンクにあたって傷がついてしまいました。。。
ステアリングの取り外しについては以上で終了です。
取り外したステアリングと新しいステアリングの比較
取り外したステアリングと新品のステアリングを比較しました。
古いステアリングと新しいステアリングで左右の隙間の幅が違うので、古いステアリングが曲がっていたことが分かります。。。
また、新しいステアリングはアルミ製という事で軽く感じたのでどのくらい軽量化されたか重さをはかってみました。
結果は下記のとおりです。
恐らく元からついていたのは純正のステアリングだと思いますが、1kg程度の重さがありました。EZフィットバーは0.5kgだったため、今回の作業で0.5 kgの軽量化が出来ました。
ワイヤーの注油
アクセルワイヤーの注油
先ほどアクセルワイヤーを取り外したのでせっかくなのでワイヤーに注油をしていきます。
今回注油に使用したのはワコーズのメンテルーブです。
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画像だと分かりにくいですが、下記のようにワイヤーの隙間にノズルを入れて注油しました。一度にたくさん注油してしまうとあふれ出てしまうため、少しずつ注油していきます。
時折ワイヤーを上下に動かしてワイヤを奥まで流し込みます。
下記のようにスロットルボディ側のワイヤまでオイルが届いたら作業は終了です。
クラッチワイヤー側の注油
今回クラッチワイヤは取り外さなかったのですが、せっかくなのでクラッチワイヤー側も外して注油します。
袋ナットと袋ナットと対応するピポットボルトを外します。
下記図の赤丸のロックナットを緩めて一直線になるようにし、クラッチワイヤを外します。
レバーにはタイコがくっついているので、取り外します。
次にエンジン側についているクラッチワイヤーのタイコを外します。
作業としては下記図を参照してください。
これで注油の準備が出来ました。
クラッチワイヤー側は何故かめちゃくちゃ汚れていたので、パーツクリーナで洗浄してから注油します。
パーツクリーナのノズルは太くてケーブルの中に注入をするのが大変だったので、ワイヤーインジェクターを使って注入しました。
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パーツクリーナでの洗浄が終わったら注油していきます。
注油はアクセルワイヤと同様、ワイヤーインジェクターを使わず直接注油しました。
(ワコーズのメンテルーブの先端が細く、直接入れられるので)
これでワイヤの注油は終了です。クラッチワイヤーはハンドル取り付けに影響がないため、注油が終わったらが取り付け作業をします。
まとめ
今回はVTR250のステアリングの取り外しとアクセルワイヤーとクラッチワイヤーの注油を行いました。次回はステアリングの取り付けとグリップの取り付けについて書きます。
↓次回記事
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