前回の記事でブレーキの点検を行い、ブレーキホースを交換することにしました。前回のブレーキマスターシリンダーのOHから7年程度経過していたため、あわせてブレーキキャリパーとマスターシリンダーもOHしたので、備忘録として残しておきます。
今回はブレーキキャリパーのOH編です。
フロントキャリパーの取り外し
最初にフロントのマスターシリンダーとキャリパーを取り外していきます。
ピンハンガーを緩める
最初にピンハンガーのボルトを緩めます。画像に写っているのはキャップで、このキャップを外すとヘックスボルトが出てきます。後で手で緩められる程度まで、あらかじめ緩めておきます。
なお、このボルトを完全に外しても構いませんが、キャリパーを外した際にパッドが落ちてしまう可能性があるため注意してください。
フロントキャリパーの取り外し
フロントキャリパーを外します。マウントボルト2本で締結されているため、この2本を外します。なお、このボルトはサービスマニュアル上では再利用不可となっているため、新品のボルトを用意したほうがよいです。
ピストンの取り外し
サービスマニュアルどおりの手順では、最初にブレーキフルードを抜き、その後エアツールを使ってピストンを押し出して取り外すことになっています。しかし、私はエアツールを使える環境にないため、先にピストンを取り外します。
なお、ピストンを取り外す際にブレーキフルードが漏れ出てくるため、キャリパーの下にオイルパックなどを置き、漏れても大丈夫なようにしておきます。
パッドを外した状態でブレーキレバーを握り、ピストンを押し出します。ただし、このままだと下記の図のように片側のピストンだけが飛び出し、片側だけ先に外れてしまいます。
そこで、下記のように古いパッドをかませ、両方のピストンを均等に押し出していきます。
このように均等に出てくるので、手で取り外せる程度まで両方のピストンを押し出し、ピストンを取り外します。 ピストンを外した後がこちらです。
ブレーキホースの取り外し
次にブレーキホースを取り外します。再度キャリパーをマウントボルトで車体に固定し、ブレーキホースのバンジョーボルトを緩められるようにします。なお、この作業をする際もブレーキホースからブレーキフルードが出てくる可能性があるため、下にオイルパックを置いています。今回は社外品のブレーキホースを取り付ける予定なので、取り外したブレーキホースの厚みを測定します。厚みは10 mmでした。社外品のブレーキホースは8 mmとのことで、純正のバンジョーボルトが使えない可能性があるため、この後8 mm用のバンジョーボルトを購入します。
以上でブレーキキャリパーの取り外しは終了です。ブレーキキャリパーのOH中にブレーキホースからブレーキフルードが垂れても大丈夫なように、ブレーキホースをビニール袋で包んでおきます。
ブレーキキャリパーのOH
ダストシール、ピストンシールの取り外し、取り付け
ピストン取り付け
続いてピストンを取り付けます。前回OHをした際にピストンに傷があったため、今回は新品に交換しました。ピストンにブレーキフルードを塗布したうえで、キャリパーにまっすぐ入れていきます。
新品ということもあり、特に問題なく入りました。
ブーツ類の交換
次にブーツ類を交換していきます。左側が古いブーツ、右側が新品のブーツですが、新品のほうが一回りほど小さく見えます。部品番号を間違えたかと思い再確認しましたが、合っていたため、おそらく劣化によって古いブーツが膨張したものと思われます。
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