前回はブレーキホースを交換し、これまでにOHしたキャリパーとマスターシリンダーを車体へ取り付けました。
今回は、最後にフロントとリアのブレーキのエア抜きと動作確認を行ったので、備忘録として残します。少し苦戦した部分もあったため、その内容もあわせて記載します。
【VTR250】ブレーキホース交換/キャリパー、マスターシリンダー車体取り付け/ブレーキパッド交換フロントブレーキのエア抜き
最初にフロントブレーキのエア抜きです。下記画像のような感じでブリーダープラグの先端に内径5 mmのチューブを取り付けます。(うろ覚えですが、近所のホームセンターで計り売りをしていたので、安価で購入できたと思います。)
チューブの先は廃油入れのほうにつながってます。
この後下記手順でエア抜きをしていきます。という作業を何度も、エアが出なくなるまで繰り返します。先ほどの画像はよく見るとホースの中に細かなエアが入っているのが見えるので、これがなくなるまで繰り返します。
途中リザーブタンク内のブレーキフルードがMINを下回らないように、適宜継ぎ足してください。
(※人によっては①のブレーキレバーを握るタイミングで何度も握る方もいます。その方がエアが抜けるとか。。。)
今回はブレーキ系統に入っていたフルードをすべて抜いていた状態だったため、30分程度エア抜きをしました。途中でフルードが減っていきますが、点検窓のMINを下回らないように注意をして、減っていたらブレーキフルードを足してください。
フロントは回数が多かったものの特に課題は無く作業は完了しました。
なお、エア抜きが終わった後はフルードを補充しますが、リアのリザーブタンクと異なり、フロントはMAXがどこか明記されてません。マスターシリンダーの内側にうっすら線があるので、これがMAXを表す線です。
補充する際はMAXの線を超えないように補充をしてください。
リアブレーキのエア抜き
続いてリアブレーキのエア抜きです。手順はフロントと同じなので省略しますが、リアのエア抜きは苦労しました。。。
最初の30分程度でエアが出なくなったのですが、ペダルが硬くならずどこかで大きなエアが噛んでいるか、どこかから漏れており、液圧がなかなか立たない状態でした。
まずはホースの漏れている箇所を確認しました。
ホースの漏れがないかの確認
少し見づらいですが、下記のようにホースの付近にウエスを巻いて、エア抜き作業を実施して漏れがないかを確認しました。(写真はキャリパー側しか撮ってなかったですが、マスターシリンダー側も同様に巻いて確認してます。)
念のためキャリパー側のホースソケットも増し締めして、再度エア抜きをしたのですが症状は改善されず、ブリーダープラグからエアは出ないが液圧が立たないという状態でした。。。
シリンジを使ってエアを抜く
なかなかエアが抜けずにいろいろ調べていたところ、下記動画を見つけました。
この動画ではシリンジを使ってエアを抜くというものです。アストロプロダクツでシリンジが600円しない程度で購入ができるため、まずはこの方法を試してみました。
今回購入したものは下記ですが、ネットで購入するより店舗で購入したほうが安かったです。
購入したシリンジを下記のようにセットして動画と同じような方法でエア抜きをしていきます。
エア抜きの途中の画像を撮り忘れてしまいましたが、死ぬほどエアが出てきました。
この方法で何度かエア抜きをして大きなエアを抜いた後にフロントブレーキと同じ方法で細かなエアを抜き出して無事エア抜きが完了しました。
(補足)他のエア抜きの方法
今回は採用しなかったですが、バンジョーボルトの部分からエア抜きをするという方法もあるみたいです。シリンジを使ったエア抜きがダメだったらこちらを試そうと思いましたが、うまくいったので、この方法は試しませんでした。
ほかにあるかChatGPTに聞きましたが、マスターシリンダーの組付けミスがあると同様の事象があると回答をもらいました。今回は写真を撮りながら整備をしていたので、組付けミスがないことは確認できたのですが、どうしてもだめだった場合は最後の手段としてマスターシリンダの組付けを再確認したほうがいいかもしれないです。
動作確認
- ブレーキランプが前後ともに点灯すること
- 各部からフルードの漏れがないこと(リザーブタンクのフルードが減っていないか確認)
- 固定したボルトのゆるみがないかの確認(合いマークにずれがないかの確認)
- 走行時にメータの車速が動くか確認(今回、パルサリングを一度取り外して再度組み付けているため、念のため)
- ホース類が干渉してないかの確認
- ブレーキディスクにパッドが正しく当たっているか
まず静止状態で確認できるブレーキランプの点灯確認ですが、さっそくリア側がダメでした。。。
リアブレーキランプスイッチの調整
下記赤丸がブレーキランプスイッチでこのスイッチを手で引いてみるとブレーキランプが点灯したため、ブレーキランプスイッチの故障ではなさそうです。(画像は車体下から見た写真です。)
走行確認
ブレーキランプが点灯するようになったので、車速が正しく動くかなどを走行して動作確認をしていきます。
とりあえず近所を10km程度走行しましたが、メータの車速も問題なく動作し、合いマークのずれがなかったため、ボルトのゆるみもなく、フルードの漏れ、ホースの干渉などもありませんでした。
関連リンク集
今回の作業(2回目)
今回のブレーキ整備につながった点検内容と交換部品の検討は、次の記事にまとめています。
【VTR 250】ブレーキパッド、ブレーキローターの点検、ブレーキOHの部品選定、リアブレーキローター流用フロントブレーキキャリパーのOHについては、次の記事にまとめています。
【VTR250】フロント ブレーキキャリパーOH 2回目リアブレーキキャリパーのOHについては、次の記事にまとめています。
【VTR250】リアブレーキキャリパーOH 2回目フロントマスターシリンダーの作業記録は、次の記事にまとめています。
【VTR250】フロントマスターシリンダーOH 2回目(失敗・ASSY交換)リアマスターシリンダーのOHについては、次の記事にまとめています。
【VTR250】リアブレーキマスターシリンダーOH 2回目フロントとリアのブレーキディスク交換については、次の記事にまとめています。
【VTR250】フロント/リア ブレーキディスク(ブレーキローター)交換ブレーキホース交換とキャリパー・マスターシリンダーの車体取り付けについては、次の記事にまとめています。
【VTR250】ブレーキホース交換/キャリパー、マスターシリンダー車体取り付け/ブレーキパッド交換1回目の作業(2020年)
1回目のフロントブレーキキャリパーとマスターシリンダーの取り外しについては、次の記事にまとめています。
【VTR250】ブレーキキャリパー・マスターシリンダ取り外し(フロントブレーキ編)1回目のリアブレーキキャリパーとマスターシリンダーの取り外しについては、次の記事にまとめています。
【VTR250】ブレーキキャリパー・マスターシリンダ取り外し(リアブレーキ編)1回目のブレーキキャリパーとマスターシリンダーのOHについては、次の記事にまとめています。
【VTR250】ブレーキキャリパー・マスターシリンダOH
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